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アントニオ・カルロス・ジョビン/パッサリン

海外での熱狂的人気ゆえに、ブラジル国内では嫉妬に悩まされてきたジョビンだが、この作品はシコ・ブアルキの歌う「黄金の歳月」の大ヒットにより好セールスを記録、彼にとって初めての最優秀MPBアルバム賞を獲得した。当時60歳。全体的には、バンダ・ノヴァを率いる晩年のジョビンの音楽世界の典型を示すアルバム。「イネージト」も同じ時期に録音されている。「黄金の歳月」を作曲する様子が、伝記の原書についてくるCDで聴ける。要チェック!
注/「黄金の歳月」ブラジル盤はシコの歌だけ、
米盤はジョビンだけ、日本盤は両方収録されている。
アントニオ・カルロス・ジョビンの末娘マリア・ルイザの誕生と同じ1987年に制作されたこのアルバムは、彼のファミリー・バンドとも言えるバンダ・ノヴァが全面的に参加し、自身の曲をはじめ息子パウロや盟友ダニーロ・カイミ、更にはガーシュウインのナンバーまで取り上げ、家族愛に包まれた幸福感溢れる作品となった。日本盤CDにはボーナス・トラックとしてシコ・ブアルキの歌う「黄金の歳月」が収録されているのでファンならずともチェックを!
「ANOS DOURADOS」。あまりにも美しい曲。英語詞では「Looks Like December」とどこか味気ないのでここはやっぱり「ANOS DOURADOS」。CDには、シコ・ブアルキの自作のポルトガル語歌詞での歌がボーナストラックとして収録されている。正直言って他の曲は印象に残っていません。ただただこの曲を聴くための舞台装置でしかないのです、僕にとっては。と言うのもなんなので、他の曲もちゃんと聴いてみましょう......あ、また飛ばしちゃった。