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クロスレビュー:015


1曲目の「セウ・ヂ・ブラジリア」から度胆を抜かれた。チュイ〜ン!とトニーニョのギターが唸ったかと思えば、ストリングスが風のように舞い、とどめにミルトンの登場。そんでもってフルートは妹のレナ・オルタで、ドラムはアイルト・モレイラ、ウーゴ・ファトルーソがアープ・オデッセイを弾いてる。あ、ユリ・ポポフもベース弾いてます。いい時代だったんだなぁ、と懐かしむ暇もなく5月には来日も決定。ミナスファンは全員集合!
トニーニョの初リーダーアルバムである。今でも重要なレパートリーになっている曲が、実に瑞々しく、覇気に溢れる演奏で聴ける。空間の広がりを感じさせるサウンドは、ミナス派ならでは。最近はちょっと大人になっちゃったトニーニョだけど、こんなふうに気持ち良く疾走する演奏をもっと聴かせてもらいたい。