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text by かわべ
2000年8月5日、サバス東京においての「カルロス・マルタ&ピフィ・モデルノ」による「ブラジリアン・ミュージック・ワークショップ」なるものが開催されるというのでパンデイロを持参して参加してきた。
メンバーはカルロス・マルタ(フルート、ピフィ)、アンドレア(フルート、ピフィ)、ドゥルヴァル・ペレイラ(ザブンバ、パンデイロ)、オスカール・ボラォン(カイシャ、トライアングル他)、そしてマルコス・スザーノ(パンデイロ)だ。総合司会(通訳)でショーロ・クラブの秋岡欧氏がワークショップをサポートしてくれる。
定刻10分過ぎ、メンバーがステージとは違いゆったりとした服装で登場。カルロス・マルタはサンダル履きでハイビスカス柄の短パンにTシャツ。日曜日のオッサンの様に”リラックス全開”である。
まずCDの1曲目「Tupyzinho」を演奏、この曲についての解説が始まる。この曲は「カボクリーニョ」なるリズムをベースにしていて、そのリズムをザブンバ、カイシャ、パンデイロとリズムを分解して説明。メロディーのピフィを吹いている時もこのリズムを意識している事が大切なのだと。
何気なく聴いていた曲が、こういった解説を聴くと「なるほど、奥が深い!」と妙に納得してしまう。ただ、みんなで手拍子までして体感した筈の「カボクリーニョ」のリズムはすっかり忘れてしまった...。
次に2曲目に「Pipoca Moderna」を演奏し同様に解説。この曲のリズムは「マラカトゥ」。アゴゴが印象的な マラカトゥは伝統的なリズムと現在一般的に知られるものとは違いがあるそうだ。それはパウロ・モウラの「マラカトゥ」のヒットによるらしい。
3曲目「Ponteio」ではカルロス・マルタがフルート吹きながらスキャットをするという芸も披露。この曲のリズムは「ガロッピ」。すなわち「ギャロップ」馬の嘶きまで表現してしまうザブンバのドゥルヴァルも芸達者。
4曲目の「Nitido e obscuro」では3人でパンデイロを演奏。3人並んでいてもやはりマルコス・スザーノのパンデイロは一際目立っている。なにしろボラォン曰く「パンデイロの伝統的な叩き方はスザーノの登場ですべて変わってしまったんだ!」という程のスタイルなのだから。
その後、パーカッションとフルートに別れて個別のワークショップとなり、予定時間を大幅に超えた充実のワークショップは「Chiclete com Banana」の演奏で終了。本編観なくていいんじゃないかと言う程(いや、その日の1st観ましたが)の充実した内容でありました。
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