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text by 《DINO》
カルトーラの代表作の一つ「人生は風車」。人生のはかなさを説く奥深い歌詞と洗練されたメロディー。ブラジル音楽のレベルの高さを象徴する美しくも切ない曲。曲が作られたのは1975年、カルトーラ67歳の時。録音されたのは、翌年の76年。この年齢になってから、これほどのレベルの作品を作り続けたことは驚くべきこと。
マルクス・ペレイラに残したアルバムのうち2枚目にこの曲が収録されている。もう一つの名曲「沈黙の薔薇」も収められた、歴史的名盤。これを聴かずにブラジル音楽を語れない。
ベッチが最も輝いていた時期のアルバム。このアルバムで初めてこの曲を聴いた人も当時多かったのでは。若々しい表現が実に新鮮です。
ケバい化粧と衣装で異端の道をひた走っていたネイが、一転白のスーツに身を固め、歌一本で勝負した名盤。ピアノ、サックス、ヴィオラォン、パーカッションのシンプルなバックで、クラシックからサンバまでを歌う。この曲は、冒頭ハファエル・ハベーロのヴィオラォンだけをバックに切々と歌います。
カルトーラの生誕80周年を記念して作られたアルバム。レニーのジャズ的な表現が、カルトーラの曲と不思議にマッチしています。
ブラジルでのサンバブームでこんな企画アルバムも生まれました。第3集まで出ています。 第2集でこの曲をファギネルが歌います。しかし、何を歌わせても上手いっすねぇこの人は。
カルトーラの生誕90年を迎えた1998年。様々な催しや企画アルバムが出たが、これもその中の一枚。エルトン・メデイロスとマルシアによるライブ録音。ここではマルシアがこの曲を歌う。
今回いちばん紹介したかったのが、このアルバムのカズーザによるバージョン。この曲のカバーの中で僕が最も好きなものです。人生のはかなさを歌うこの歌を、自らの死を意識したカズーザがどんな思いで歌ったのか...(泣)