
ジルベルト・ジルの最新作は、映画絡みのものになった。詳しい内容はわからないけど、北東部を舞台にした映画のようだ。サントラ盤というわけではないようで、映画で使われた歌を集めたものという体裁になっていて、ルイス・ゴンザーガの曲を中心に北東部ゆかりの曲を歌っている。
10曲目まではほぼ同じメンツで、ギターやバンジョーのSergio Chiavazzolli、フルートのCarlos Malta、ベースのLuciano Calazans、アコーディオンのCicinho、パーカッションのFerretiとEudesといった面々。シンプルな編成でアレンジも押さえ気味だが、スライド・ギターやバンジョーを使ってニュアンスに富んだサウンドになっている。そして、そこにジル独特の軽さとペーソスに溢れた歌が加わって、実に味わい深い世界が作られている。単調になりがちな(そこが良かったりもするが)ノルデスチものの中でも特にお勧め。
11曲目からジルの自作曲。この映画のために作られたと思われる2曲(11/12)はそれぞれ登場人物のテーマ曲らしい。11は、Chico Neves の作るサウンドをベースにジル自身のギターとアコーディオン、 Marcos suzano のパーカッションと Dominguinhos のアコーディオン、 Heraldo do Monte の10弦ギターが幻想的な世界を作る。12もChico Neves のプロダクションをベースにジルのギターと カエターノの息子 Moreno Veloso のパンデイロが絡む。
13は、ジルがドミンギーニョスと作った旧作。バックにドミンギーニョスを迎えて、涙ちょちょ切れそうな切ない世界。
最後の14は、ジルのアコーディオンソロ。といっても30秒ほどですが。
※2004年追記:この映画は東京映画祭で上映され、その後小規模ながら一般公開もされた。現在日本版DVDがリリースされている。邦題「私の小さな楽園」
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- Baiao De Penha
- Esperando Na Janela
- Juazeiro
- Ultimo Pau-De-Arara
- Asa Branca
- Que Nem Jilo
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- Pau-De-Arara
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