このアルバムは、マリオ・マンガとがっぷり四つに組んで作られている。何曲かで、スヴァミ・ジュニオールの7弦ギターや、イタマール・コラソのベースが入るが、基本的にはマリオ・マンガとのコラボレーションと言っていいだろう。
収録曲は、自作曲(プロデューサーのシルヴィア・フェレイラとの共作含む)に加え、カエターノやエド・ロボ、レニーニの曲、ジョアン・ジルベルトの歌ったイタリアの曲「エスタテ」。また、k.d.langの「コンスタント・クレイヴィング」や、ポール・マッカートニーの「ジャンク」など珍しいレパートリーにも取り組んでいる。
クラシック出身の彼女の歌は、深みの有る落ち着いた雰囲気を持っているが、どうしても全体が地味な印象になってしまいがち。ここではマリオ・マンガの心得たバッキングがいいアクセントを作っていて、いい感じに仕上がっている。

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